あえて3年育てるからこその
食感と旨味。
通常のらっきょうは8月~9月に植え付けをして、翌年の5月~6月に収穫されますが、福井県坂井市三国町から福井市棗地区にかけての三里浜砂丘地で作られるらっきょうは、全国で唯一、植え付けから収穫まで、3年もの年月をかけて栽培され、「三年子花らっきょ」と呼ばれています。
通常のらっきょうに比べて、小粒で繊維が細かく、身がしまり歯切れのよい食感です。
収穫された三年子らっきょうは「切り子」と呼ばれる人たちによって、一粒一粒を手作業で根と茎を切断されます。
洗浄後、塩漬けをして、乳酸発酵をさせることで、さらに旨味を引き出します。味付けには余分な添加物を控えて、砂糖、醸造酢、塩を基本としたスッキリとした甘みで昔ながらの味にこだわっています。
三里浜特産農業協同組合
地元農産物を使用した各種浅漬けや期間限定で販売される「三里浜沢庵」。
大きい玉よりも甘みが凝縮された「小玉すいか」も人気があります。